【思索001】リアル人生ゲームのルール

昔から、ずっと不思議だったんです。
みんな、この世界の生き方を知ってるんだろうか?って。

この世界がどういう世界で、
人生どう生きればいいのか…。

そういうことって、本当はものすごく大事なはずなのに、誰も教えてくれない。

みんな知ってるのかな?と思ったけど、
よく見たらみんな分かってなさそう…。

それが、私にはずっと不思議でした。

そしてある時、ふと思ったんです。
人生ってゲームみたいなものじゃないか?…と。

もし人生がゲームだとしたら、
かなり変なゲームです。

ルール説明なし。
チュートリアルなし。
地図もない。
ゴールも分からない。

何をすればいいゲームなのかも分からないのに、
ある日突然スタートする。

いや、ゲームの作者、雑すぎるでしょ…と思います(笑)

私たちは、何も知らずにこの世界に生まれてきます。

地球のことも、宇宙のことも、
人間のことも、社会のことも、
お金のことも、仕事のことも、
人生とは何かも分からない。

何も分からないまま、
とにかく人生が始まる。

これって、冷静に考えるとかなりすごいことですよね。

もちろん、子どもの頃から周りの大人たちはいろいろ教えてくれます。

「ちゃんと勉強しなさい」
「ちゃんとした学校に行きなさい」
「ちゃんと働きなさい」
「人に迷惑をかけないようにしなさい」
「安定した人生を送りなさい」

たしかに、それらはひとつの知恵なのだと思います。

でも、だんだん気づいてくるんですよね。

あれ…?
この人たちも、本当のルールは知らないんじゃないか…?って。

言われた通りにやっても、うまくいかないことが多い。

言われたとおりに頑張っているのに、報われない人がいる。

正しいことをしているはずなのに、苦しくなっていく人がいる。

逆に、
「そんなことしてて大丈夫なの?」
と思うような人が、妙に楽しそうに生きていたり、
なぜかうまく流れていたりする。

このゲーム、何だかおかしいんです。

ルールがあるようで、ない。
でも、完全にデタラメというわけでもない。

しかも、もっと不思議なのは、
ほとんどの人が、このゲームのルールを知ろうともしないことです。

「みんながそうしてるから」
「昔からそうだから」
「そういうものだから」

そういう“なんとなくのルールっぽいもの”に従って、
人生ゲームを進めていく。

そして子どもが生まれたら、
自分も本当はよく分かっていないはずなのに、

「人生とはこういうものだ」

と、まるでルールを知っているかのように教え始める。

こうして、
ルールを知らないプレイヤーが、次のプレイヤーを育てていく。

これ、なかなかすごい構造だなと思います。

地球人間ゲームって、
そういうゲームなのかもしれません。

私はたぶん、昔から
このゲームを“なんとなく”では進められないタイプだったんだと思います。

「この世界ってどういうところなんだろう?」
「人間って何なんだろう?」
「人生って、何をすればいいの?」
「どういうルールで生きればいいの?」

そんなことばかり考えてきました。

子どもの頃からずっと、
私はこのゲームの仕組みが知りたかったんだと思います。

そして長い時間をかけて、
最近ようやく、ひとつの仮説にたどり着いてきました。

もしかしたらこのゲームには、
見えないルールがあるんじゃないか、と。

そのルールのひとつは、
きっとこれです。

自分の本質とズレると、苦しくなる。
自分の本質と整合すると、自然に流れ始める。

これ、私はかなり本質的なルールなんじゃないかと思っています。

自分の本質とズレた生き方をしていると、
どこかで無理が出る。

違和感が出る。
苦しさが出る。
エネルギーが通らなくなる。

逆に、
自分の本質と整合しているときは、
不思議とエネルギーが通るんです。

もちろん、楽なことばかりではありません。
怖いこともあるし、大変なこともある。

でも、どこか深いところで
「こっちだ」
という感覚がある。

そして、その状態のときの人は強い。

無理やり頑張る強さではなくて、
生命力が通っている強さです。

私はこの感覚を、
これまでいろいろな人や会社を見ながら感じてきました。

うまくいっているかどうかの前に、
エネルギーが通っているかどうかがある。

本質とズレていると、
人も会社も、どこか苦しくなっていく。

逆に、本質と整合してくると、
不思議なくらい流れが変わっていく。

これは単なる気分論ではなくて、
かなり深いレベルの“ルール”なんじゃないかと思うのです。

私はこのルールを、
本質整合
と呼ぶことにしました。

この人生ゲームの攻略法は、
外にある正解を探し続けることではなくて、

自分の本質に気づいて、
それと整合して生きること。

そこにあるのではないか。

今の私は、かなり本気でそう思っています。

世の中には、いろいろな“仮ルール”があります。

  • いい学校に行けば安心
  • いい会社に入れば成功
  • 我慢して頑張るのが正しい
  • 空気を読める人が大人
  • お金を稼げば勝ち
  • 人より優れていれば価値がある

もちろん、それらが全部ダメだと言いたいわけではありません。

でも、
それが自分の本質とズレていたら、苦しくなる。

たとえ世間的には正しく見えても、
自分にとって正しいとは限らない。

ここを取り違えると、
人生はだんだん苦しくなっていく。

私は、そういうことなんじゃないかと思っています。

もし今、

なんとなくうまくいかない。
頑張っているのに空回りする。
どこか違和感がある。
このままでいいのか分からない。

そんな感覚があるとしたら、

それはあなたが、
能力が足りないからではなくて、
やる気がないからでもなくて、

本質とのズレを知らせるサインなのかもしれません。

逆に、

なぜか自然にやれている。
やっていて満たされる。
流れがいい。
エネルギーが湧いてくる。

そんな感覚があるなら、
それは整合しているサインかもしれません。

もしかしたら人生は、
「頑張り方」を学ぶ前に、
「ルール」を知ることの方が大事なのかもしれません。

そしてそのルールのひとつが、
自分の本質と整合して生きることなのだとしたら——

あなたが今、信じている“人生のルール”は、
本当にあなた自身のものでしょうか。

このブログでは、
そんな “見えないルール” について、
少しずつ言葉にしていこうと思います。

あとがき

人生は、
ルールを知らずに始まるゲーム。

でも、
ルールに気づいた瞬間から、
見える景色はかなり変わるのかもしれません。

そして私は、
その“見えないルール”を探り続けることが、
自分の人生そのものだったような気がしています。

➡次【思索002】なぜ人は本質からズレてしまうのか」

この記事を書いた人
本質整合研究所

櫻木隆志|本質整合研究所 代表
「本質と一致して生きる」をテーマに、経営者・個人事業主・違和感を抱える人たちの本質探求と本質整合をサポートしています。
本質整合名刺(トリセツ)制作・AI本質対話セッション・本質整合経営支援などを通じて、本質と整合した生き方・働き方・経営の実装を支援しています。

思索ログ本質整合思想入門
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